FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

その唇、塞いでやる…1

「なぁ、明日俺、6時起きなんだ。
 悪いけどお前、
 電話で起こしてくれないか?」

「ああ、うん。いいけど。
 仕事?」

「まぁ…な。」

「そうなんだ。大変だね、がんばって。」

「ああ。
 お前のがんばっては、何よりも効く、な。」

「そ、そぉ?(///∇//)」

「ああ。」

「へへ。何だか嬉しいな。」

「…じゃあ、な。明日頼むな。」

「うん。おやすみ。」

「おやすみ。」




電話を切ると
再び静寂が訪れた。

アイツがいない部屋…。

ほんの数カ月前まで当り前だった
“一人の部屋”が
今はたまらなく淋しい。

さっきまで耳をくすぐっていた
アイツの声を思い返す。

少し鼻にかかった高めの声…。

俺の名を呼ぶ時の
甘い響きを思い出し、
欲望が起ち上がってくるのを感じた。

「俺もまだまだ若いな。」

スウェット越しの起立に苦笑しながら、
一人では広すぎるベッドに横たわった。

この欲望に流された後、
やがて襲うであろう虚無感。

それすらも
敢えて受容れよう。

嫌だと泣きじゃくったアイツを
無理やり行かせた罰だ。

俺は腰を少し浮かし、
ボクサーパンツごとスウェットをずらした。

ひんやりとした外気に触れ
幾分萎えたそれを
左手で握る。

恥ずかしげに握ってくる
アイツの右手を思い出しながら…。




―「ねぇ、気持ちイイ?」―

アイツは
扱き始めて暫らくすると、
必ず訊いてくる。

頬を紅潮させ、
上目遣いに…。

―「まだ、足りないな。」―

本当は
アイツに握られてるって考えるだけで
軽くイってしまいそうになる衝動を押さえて、
俺は更なる罠をかける。

己自身をも陥れるだろう危険な罠を…。

―「ほら。咥えろ。」―

―「う、うん…」―

右手で根元を扱きながら、
震える唇を寄せるアイツ。

俺の先端からは
堪え切れなくなったものが
絶え間なく溢れている。

そして、
アイツの可愛い果実からも…。




「ん…はっ…―――」

俺の淫猥な吐息で
一人の部屋に
わずかな熱が生まれた。

逢いたい…。

すぐにでも、アイツを
めちゃくちゃに犯したい。

俺の付けた印で
体中真っ赤に染め上げたい。

ベッドの上で
獣のように乱れる姿を想像して、
欲望が詰まった液が
シーツまでも汚してゆく。

こんなにも
求めている。

アイツのすべてを…。

「…っ――、あ…―――」

起立の硬さが増し、
終わりが近い事を告げていた。

「た、くみ…―――」

俺は愛しい人の名を呼ぶ。

「拓海、拓海…―――」

何度も、何度も。

そして、

「あ、あいしてる、拓海―――」

届かない言葉と共に
精を吐き出した。

関連記事
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

テーマ : 18禁BL小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

あら、いつのまにここがww
たくみくんですか、よい名前ですね、メモメモww

Re: タイトルなし>水聖さま

> あら、いつのまにここがww
まぁ~~~~!
いらっしゃ~~~~~い!!!
お待ちしてたわぁ!!!
(なぜか、カマキャラ)

> たくみくんですか、よい名前ですね、メモメモww
これねぇ、結構考えちゃったわよぉ。
可愛いくてぇ、ちょっとイジメテみたいような
受専門の名前的なぁ?w
でも、攻の方の名前、まだ決めてないのぉ。
(って、ここのブログはカマキャラでいくのか!?)
sidetitleプロフィールsidetitle

鳥舟侑理@長州ユーリ

Author:鳥舟侑理@長州ユーリ
鳥舟侑理@長州ユーリは、
官能BL小説家を目指す
ドSエロ番長です。

当ブログは、
ド下手な自作BL小説を
掲載しておりますが、
お恥ずかしながら
著作権は
放棄しておりません。
無断転載等は
ご遠慮ください。

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitleアクセスランキングsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleリンクsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleQRコードsidetitle
QR
sidetitle先割れスプーン様出演sidetitle
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。